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長崎の鐘

 先日、妻がこんな話をしました。「夏休みのラジオ体操の音楽が五月蝿いという苦情があって、それからは音を小さくしてラジオ体操やっているところがあるらしい」と。

 そんな、ラジオ体操の音楽くらいで苦情だなんて・・・と、思ったのですが、そういえば、以前にも、除夜の鐘の音や、幼稚園児の声に苦情があった、などということを聞いたことがあります。

 妻の実家の隣には幼稚園があります。ある時、幼稚園児達がはしゃぐ声の大きさに騒音レベルだなと、私自身思ったこともあります。(もちろん、クレームは言いませんでしたよ)

「そんなことで」と思うことも、立場が変われば相反するものですね。

 

 この原稿を書いている今日は、8月9日です。そう、長崎の原爆忌の日です。私の勤務する事務所は本原町にあります。近くには、平和公園、如己堂、浦上天主堂等の原爆に関わりの深い施設が多くあります。

 浦上天主堂の下の道路の天主公園側歩道に「こよなくはれたあおぞらを~・・・」という歌詞が刻まれたところがあります。ある程度の年齢の方ならご存知だとは思いますが「長崎の鐘」とう歌の歌詞です。作者の意図する「長崎の鐘」が何なのかは知るすべもないのですが、個人的には、浦上天主堂のアンジェラスの鐘のことだと思っています。

 被爆後に崩壊した天主堂の瓦礫の中からほぼ無傷の状態で見つかったと言われています。実はこの鐘、今でも浦上天主堂の塔に設置されています。きっと今日も鳴り響いたものと思います。

 こういう、誰かの思いを乗せた音、何かを知らせてくれる音までもが、苦情の対象にならなければいいのですが。Non

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