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オリンピック聖火

異例の一年遅れで開催の東京オリンピック・パラリンピック。これを書いている7月初め、未だ開催が危ぶまれている状況ですから、どうしても聖火リレーは話題になりにくいですね。ところが我が家は思いがけず聖火で大盛り上がりすることができました。
5月のある日曜日、ピカピカに晴れたので私と夫は特に目的地もなく車を走らせ「面高」という海沿いの地区にたどり着きぶらぶらしていました。
ある家の前に数人が集まっていたので邪魔にならないように通ろうとしたところ、突然、「聖火がありますよ。ホンモノですよ。写真撮っていかんですか」と声をかけられました。「え?」と顔を上げると、その男性の手にはあの聖火が。びっくりしつつも、言われるがまま、聖火を持ち(落としては大変なので両手で)、にっこり笑顔で写真を撮り合いました。なんでもご主人の知り合いが聖火ランナーをしたので、ちょっと貸してもらってるとのこと。聖火ランナーをするとそのトーチは貰えるんですね。本物は重くはないもののある程度の重量があり、これを片手で、90度を保ちながら持つのはなるほど練習がいるだろうなという感じです。 「こんななんもないところに、ものすごいタイミングで来たねー」と驚かれつつ、お礼を言って、私たちは散歩を続けましたが、思いがけず本物の聖火を持てるなんて、あまりにびっくりというか、すっかりうれしい気持ちになって話も弾みながらどんどん歩きました。夕方になって引き返したところ、今度はその家の皆さんは、とれたてのウニを肴に一杯といった感じで夕涼みをされていました。通り過ぎながら挨拶すると、「だいぶ先まで行きましたか!そうですか」とニコニコ。「ところで、今日は何をしにここへ?どっから来らしたとですか」と不思議そうな顔の奥さん。「海がきれいだったから散歩しようと思って…」と話が弾むうちに、今度は「ウニばもっていかんですか」と。あまりに厚かましいのでこれは固辞しましたが、私たちはなんだか温かな気持ちで一杯になりました。ステキな日曜日でした。 この文章が掲載される頃オリ・パラで盛り上がれているといいですね。(良)

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