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蕎麦を茹でる

ラジオをよく聴くのですが、聴取時に手持ち無沙汰になるのが悩みです。何かを始めても長続きせず、季節的に散歩も難しくなったなと考えていたある日、何故か突然に蕎麦を茹でたくなりました。

全く料理をしないので、ネットの動画で予習を行います。茹でムラを無くすため、乾麺を10分間ばかり水に浸した後に茹でるのがコツのようです。妻にこの話をしたところ、「茹でたら一緒や!」との切り返しに早くも軽い火傷です。

そして休日、意気揚々と買物を済ませ、ラジオを聴きながら料理を始めます。意地で11分間浸した麺を沸騰したお湯に投入し、茹で上がったら冷水にて両手でもむように洗い、ぬめりが取れたのかよく分からないまま盛付けて完成です。
すぐに蕎麦に箸を伸ばすのではなく、まずは「蕎麦前」といって、日本酒を飲みながらつまみを食べます。休日の真昼にこれだけでも幸せです。

気持ちよくなったところで、いよいよ実食です。まず初めはよく噛んでみます。お店で食べるのとは当然違いますが、まずまずでしょう。次は池波正太郎に倣い二口三口だけ噛んで喉に入れてみますが、これは「口に入れたら一緒や!」案件ですね、一口目と変わりませんでした。

日本酒と蕎麦を平らげ満足した後は、つまみと一緒に購入したわらび餅で締めます。コーヒーも淹れ、辛くなった口の中に広がる甘味と苦味に和んだところで、ラジオも終わりを迎えます。

和菓子の優しい甘さにほっこりするとおり令和4年で不惑を迎えます。まだまだ迷う場面に出くわすでしょうが、「○○したら一緒や!」と適度に開き直ることを頭の片隅に置いて、次はパスタに挑戦してみます。(慎)

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